アラフィフいろいろありすぎ

精神の病を抱えて人生の道を彷徨うアラフィフ。中年アラフィフが何をどこまでできるのか

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問題は根深い

今日は先日と別の元同僚の人と食事に出かけてきた

先日は少し軽い感じというか、友達、という感じの会だったのだけど、今回は同じようで少し違う感じ。一人は年配で僕もいろいろ教えてもらった大先輩の方。もう一人はここ半年くらいの付き合いだったけれど、職場でお世話になった人

自分の近況…今は単発バイトで日銭を稼ぎつつ、少し体を休めている、という話をして、同時に僕が辞めた後の職場の様子をいろいろ教えてもらった

フリー素材集から持ってきた写真で作った飲食店のメニューや大判ポスターなど、そのまま使っているという話は今日も聞いた。今日来てくれたYさんも「私もさんざん店長にこれはまずいですって言ったんだけど、大丈夫だ、としか言わないんです」とのこと。館の事務の方も「クレームのもとになりますよ、写真と提供されるものが違うって。必ずいつかクレームきますから」と店長に直訴してみたものの、まるで聞く耳持たないらしい

皆さんならどう思いますか?

大判ポスターで「◎◎(店の名前)ジェラート」と書いてあって、銀の器に盛りつけられ、ミントの葉のようなものが添えられているものを注文すると、持ち帰り用のプラカップにただ入っていて添え物も何もないジェラートが出てくるのです。しかもヨーグルト味とどこにも記載がないので、お客様から「これ酸っぱいんだけど腐ってるんじゃないの?」とクレームが来る可能性があります。というより、これは以前クレームになりました。そこでその看板をはずし、ヨーグルトジェラート、として販売していたのだけど、それをまたヨーグルトの言葉を外して「ジェラート」として販売している

他のメニューどれひとつとして、本当に提供している内容の写真ではない、全然違うものが出てくるお店、って、どう思いますか?

以前、カレーの盛り付けが写真とまるっきり違うじゃないか、とクレームになって看板からメニューから全部撤去する事態になったことをまったく忘れている、という話を今日もYさん、Sさん二人とも言っていた

そして、物販のほうは相変わらず市場に行くわけでもなくB品の野菜や果物を買ってきてそれに何割か上乗せして販売している状態。日によっては野菜についている元々の値段のついたバーコードの紙をはがして、上乗せした値段を貼りなおして販売しているという、ちょっと信じられない現状が続いているらしい。いわゆる「転売行為」なのだけど、当然普通に売っている値段にお店の利益として数割のせて販売するので高くなる。高いけどしょせんB品の野菜や果物なので、店頭ですぐ傷んでしまう。結局格安で売り切るしかなくなるので場合によっては原価割れしてお店の利益どころか赤字になる

そんな販売をいつまで続けるのか、と思うけれど、上層部がそうやると決めて誰もそれに文句を言えない組織なので、おそらく体制は変わらないと思う

そんな風に店頭で販売しなきゃならない自分が恥ずかしいし情けない、やめて欲しいと思うけど上層部の考えだから仕方ない、でも本当に売っていて恥ずかしい、とSさんはこぼしていた

結局、組織の上層部に物申す人がいないことが、組織を腐らせている原因なのだろうと思う。物申す人は辞めさせられるか辞めるか、文句の言えない場所に異動させられるか、という組織なので、これは根深い問題で、おそらく改善することはないだろうと思う

いずれにせよ、今その現場で働いているスタッフのみんながかわいそうというか、苦しい思いをしているのだろうと思うとつらい

一緒に働いた仲間と先輩。改善されればいいな、とは思うけれど、やはり人を人と思わない、駒としか思わない組織なので、どうしようもないだろう、と思う